●京都 野村美術館 茶盌 -深淵をのぞく- 内村慎太郎陶展のご案内●
これまで、時代の変革期には素晴らしい美が数多く生まれてきました。
私はそれらの美に憧れ、とりわけ桃山時代や李朝の作品に魅せられ続けています。
私にとって古典のエネルギーを受け作陶することは、いわば画家で云うところのデッサンという感覚なのです。
古典を咀嚼するという時間を経ていまに生み出された私の作品が、ひとりでもどなたかの心を揺さぶることが出来れば、この上ない喜びです。
内村慎太郎
1975年 | 鹿児島県霧島山麓湧水町に生まれる |
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1995年 | 国立鹿児島工業高等専門学校卒業後、橋梁設計の仕事に従事するが、古陶に心惹かれやきものの道に入る |
2002年 | 福岡県糸島市に工房を開く 曹源窯小島直喜氏に師事 |
2008年 | 工房を移し、山居窯開窯 |
2018年 | 野村美術館にて個展 |
2019年 | 田部美術館「茶の湯の造形展」入選 |
2020年 | 「現代茶陶展」、「美濃茶盌展」入選 |
その他、全国百貨店等にて個展開催